個人事業主として初めて確定申告を自分で行う事となり、1年間せっせと確定申告書類を準備していました。
そして、ようやく確定申告初日(2月16日)に会場へ書類を提出しに行きましたが、混雑過ぎて凄かったです…(汗)
私は郊外に住んでいますが、「初日にそんな人いっぱいるかなぁ」くらいの気持ちでしたので、分からない事があるからちゃんと相談してから提出しようと思っていました。
しかし、それどころではないくらいの混雑!
そんな会場の中「え!?そうなの?」っと思うことがたくさんあったのでいくつか紹介していきます。
ちなみに私が確定申告書類を使ったPCソフトはこちら↓
「MFクラウド確定申告」です。
初心者な私でも最後まで提出することができましたので、これからソフトで作成したい方におすすめします。
確定申告会場に来ているのは高齢者が多い
私は30代ですが同年代くらいの方は数人ほどしか見当たりませんでした。おおよその割合で言うと、60代、70代の高齢者が80%、40代、50代のお店経営者風の方が15%、見た目30代ぽい人は5%切っていたと思います。ちなみに20代くらいの方は一人もいなかったかな。
都市部であれば、若い世代が会場に来ているのかもしれませんが、私の住んでいるような郊外ではこれが普通なのかなと少しビックリしましたね。
確定申告会場の相談窓口は場合によって早期終了する
この日、自転車で会場へ行きましたが、車の流れが会場近くで極端に悪い事に気付きます。何やら交通整理の警備員も大忙し。
すると会場スタッフの一人が入って来る各車に対し「相談はもう締め切ってますよー!今は提出のみとなります」と声をかけていた。
って、まだ13:50分くらいですよ!
私の家に届いた案内書には相談受付は午前9時から午後4時までって書いてるのに!しかも午後4時までの相談を受け付けておりますが、混雑状況によって早めに(午後3時頃)に相談受付を終了させていただく場合もあるって書いてました。
1時間強早く相談窓口を封鎖しています。これによりかなりの苦情が出ていましたね。税務署側も予期せぬ事態に緊急処置をとったのかもしれませんが酷いです。
会場周辺には相談待ちをしている方が多く、椅子など用意されてなかったので階段や通路で待っている方が多かったです。
あとで、エレベーターで一緒になったお爺さんが
「あーぁ疲れた。あさ10時から待たされて終わったの15:00ですよ」
って知らない人に向かって喋ってたな。
とにかく相談窓口は混雑するので、確定申告期間より前か期間内でも後半が空いていると思われます。混雑状況を見れるアプリとかを開発してほしいですね。
相談無しで確定申告書類を提出
私は相談したい事が1つありましたが、既に相談窓口を閉めてるし、違う日に来ても凄い待たされると予感し、せっかく来たので「提出しよう!」となりました。
どうせ書類不備なら連絡があるだろうと思ってましたので、その時に対応すればいいと思ったのです。というか混雑過ぎて、場所に対し人の割合が合ってなく空気も薄かったので早くこの場を去りたかったです…。
とにかく会場はゴッタ返していました。写真を取りたかったですが、来ている人達の情報が漏れるのもダメなので撮りませんでしたが、混み過ぎです。もう二度と確定申告初日にはいきません(笑)
確定申告書類の提出窓口のスタッフは基本書類を受け取るだけ
提出カウンターへ移動してみると、こっちのカウンターでは5.、6人しか人が並んでいません。カウンターにはスタッフが2名いたので「あっという間だな」と思っていましたが…。
窓口のスタッフさんは税務署の方ではなく、おそらく派遣、もしくはアルバイトでこの期間だけ来られた方なのでしょう。何度も近くの税務署スタッフを呼び「すいませーん!この書類は大丈夫ですか?」、「すいませーん!マイナンバーの通知書でも大丈夫ですか?」など聞かれていました。
ここの会場は相談窓口では「税務署スタッフ」が提出窓口では「税務署の方じゃないスタッフ」が働いていました。そうこうしている間に自分の番になり、書類を提出。
自分の場合、青色申告なので、
- 確定申告書
- 決算書
- マイナンバーカード・源泉徴収票
- 社会保険控除の証明書(コピー)
- 少額減価償却資産の特例に必要な書類
を提出しましたが、最初窓口スタッフが受け取ったのは「確定申告書」と「決算書」のみ。「え!?社保控除の証明書や少額減価償却資産の特例に必要な書類は!?」となり、聞いてみました。ここからは会話をご覧ください。
私・提出窓口スタッフ・税務署の会話
私「社会保険控除を受けるために年金を支払った証明書のコピーと健康保険を支払ったコピーを持ってきたのですが提出しなくていいんですか?」
提出窓口スタッフさん「え?それは原本を貼って頂いているんじゃないですか?」
私「原本を貼っているのは源泉徴収票ですよ。というか他の書類は原本じゃなきゃダメなのですか?」
提出窓口スタッフさん「げん、げんぽん、げ、げんぽん・・」
と何も言わないままフラフラどこかへ歩いていく。。すると税務署の方らしいスーツを着た男性が、
税務署「国民健康保険はコピーでOK!年金は原本で!」
とスタッフさんに説明。そこでスタッフさんすかさず手帳にメモする。
私「原本もあるので差し替えますね」
税務署「なんか原本が必要だったり、コピーでOKだったり紛らわしいよねー」
私「・・・。」
税務署「ん?原本?やっぱり大丈夫か?いやダメだなー」
私「ちなみに、少額減価償却資産の特例に必要な明細も持ってきたのですが、これも原本が必要ですか?」
提出窓口スタッフさん「・・・。」
税務署「ん!何それ?あー一括償却のやつでしょー。んーそうだねーどうなんだろうねー。」
私「30万以内の工具備品などを経費で落とせる少額減価償却資産の特例です」
税務署「なんかそういうのあるねー。一回提出してみれば?」
税務署の方ってこんなに敬語を使わないんでしょうか。。呆れながらも少額減価償却資産の特例に必要な明細はコピーを提出しました。
まとめ
以上、確定申告会場で知った以外な出来事です。
確定申告は2月16日(木曜日)から3月15日(水曜日)までです。お忘れなく。
確定申告にはパソコンソフトが便利です。書き間違えも少なく、修正も簡単。自動で計算してくれるのもありがたいですね。私は「MFクラウド確定申告」を使っています。
あと、年間めちゃめちゃ稼いでいない個人事業主は税理士を雇わなくても自分でちゃんと記帳すれば問題なく確定申告できます。
追記- 税務署で納税してきました
納税の方法として、銀行振込がありますが、少し聞きたい事があったので私の場合、管轄の税務署へ直接税金を支払ってきました。
あまり現金で納める人がいないのか、窓口の方は少しびっくりしていました。納税窓口に案内され、確定申告書を見てもらい納める金額を確かめてもらい現金で支払い。
領収書をもらい、なんとか個人事業主1年目を終えた気分です。今年2年目からはそこまで迷わずできる自信が少しありますが、気を引き締めて精進したいと思います。